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日記

2005/02

2005年2月6日

仕事モードに入る前に。

この一週間は、生体認証カードの件で銀行の人に会ったのを皮切りに、オフの時を狙った予定で過ぎました。
銀行の翌日は、久しぶりにヅカ友に誘われて美しい夢の舞台を堪能。少女漫画家には目の保養が必要ね♪
次の日は、トラストの人達とBS番組の制作裏話をおなかいっぱい堪能して、金曜日にはプリンセス編集長と一ヶ月遅れの新年のご挨拶。および担当者との打ち合わせで、オフから仕事モードに移行するのでした。
トラストの宮内さんと伊藤さんのお話は、へええの連続で、とても興味深くて楽しかったです。
再現場面は他にも沢山のバージョンが作られていて、使われたのはほんの一部分だったとか、
語りの滝下毅さんは長身イケメンの美形で、伯爵、少佐からハンス・デ・ヨーンの素っ頓狂な台詞まで、全部1人で演じられたと聞いてびっくり。ぜひ収録時に見物に行きたかったなあ(笑)。
試行錯誤の編集作業で、寝る暇もなく没頭したご苦労や、関わった多くの人たちの努力や協力で、番組が完成したことなどを知ると、だから見応えのある面白いものが出来上がったんだと、納得するやら感動するやら。本当に素敵な職人さんたちに創っていただけて幸せだったと思います。ありがとうございました。
それにしても、ものつくりの現場ってワクワクしますね。言うてはならぬ事も沢山ありますが(笑)。
やっとお休みが取れた宮内さんはロンドンへ旅行されるそうなので、最新の写真を撮ってきてねと、あつかましく頼む私でした(笑)。骨休みを大いに楽しんできてくださいね。
明日は何件か打ち合わせ。いよいよ本格的に仕事モードに入ります。ううう。

2005年2月1日

怒涛の1月から、気がつけばもう2月

本業の原稿描きに加えて、昨年来のエッセイ集の校正だのなんだので、1月はとにかく忙しく過ぎました。
異業種の本作りがあんなに手間のかかるものとは予想外でしたが、それだけに立派な本に出来上がると思います。表紙がとても綺麗で素敵です。楽しみに待っていてくださいね。

さて、噂のBS番組、三夜留守録したビデオをアシスタント達と興味深く見ました。面白かったですね。
三者三様の個性に見合った作り方で、制作者の誠実な少女漫画愛が忍ばれる、巧みな構成に感銘しました。
完成したのが放送日の数日前と伺ってましたが、ご苦労は十分報われたと思います。楽しい番組でした。
自分はといえば、無意識の動作に「いつもの先生まんまですよ」とアシスタントに言われて、ぎょっ。
定規を振り回す所なんてまるでギャグ。もっとカメラを意識すべきだったと後悔しても、もう遅いですが。
私の顔は、誰からも(初対面の外国人でも)自画像そっくりと言われてますが、これで読者も同感(笑)。
仕事場が殺風景に見えるのは、アシスタントがいない時に収録したから、なんて言い訳しておこう。
それにしても、気合の入った見応えのある番組に仕上げてもらって嬉しいです。
いろいろお話をしてくださった方々にも、お礼を申し上げなければと思っています。感謝感激でした。
今週は制作の宮内さんと伊藤さんにお会いするので、どんな制作秘話が聞けるのか、野次馬根性で楽しみにしているところです。