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日記

2008/07

2008年7月24日

故郷での誕生日

例年は大体ひとりで仕事中か、仕事場でアシさん達と一緒の時に迎える誕生日ですが、今年は「三人展」でこの時期帰省したのも何かのご縁とばかりに、何十年ぶりかで故郷でこの日を迎えました。4人の姉達と食事をしながら、子供時代そのままに笑い転げたり、亡き両親の思い出話にふけったりの、にぎやかで楽しい一日になりました。末の妹が還暦(ううう)に到達したので、みんな結構な年になっていますが、不思議なくらい若々しくて仲の良いきょうだいなのです。
実家の畑の新鮮な野菜を沢山食べて(スイカはまだ小さい)、姉達から元気をもらって、これからまた東京での仕事に戻りますが、今年の誕生日は本当に特別な思い出となりました。
東京からも、綺麗なお花たちを送っていただき感謝しています。どうもありがとうございました。

2008年7月21日

下関より御礼申し上げます

昨日、下関市立美術館での「三人展」のトークショーとサイン会は、おかげさまで大盛況のうちに無事に終了いたしました。当日は、九州・山口地方はこの夏一番という酷暑。焼け付くような暑さにも関わらず、全国各地から大勢の方々に来ていただきまして、本当にありがとうございました。
この日の来館者数は1200人、トークショーには800人の方々がお集まりくださったとのこと。熱気に溢れた会場の雰囲気の中で、作品や故郷の下関について、大先輩の水野先生を中心に文月さんと三人で楽しくお話した後に、サイン会ではファンの方々との交流と、熱くて濃くて充実した一日でした。私の出番はこの日で終わりましたが、展覧会は8月3日まで続きます。ぜひ、この機会に生の原稿をご覧になってくださいね。これが終われば、無粋なダンボール箱の中に納まって眠ります。美術館で一枚ずつゆったり見てもらえるので、原稿たちもとても嬉しそうです。

2008年7月10日

下関で展覧会が始まりました

今日、下関市立美術館の「三人展」の開会式がありました。大変な盛況ぶりだったと、文月今日子さんから伺って、一安心しているところです。私のコーナーでは、カラー原稿を57枚と1色コマ割り原稿を11枚展示しています。この機会に、生の少佐や伯爵、ドン・ペドロたちを見ていただければ嬉しいです。館内の売店で単行本も販売していて、姉たちも(サクラのように)買ってくれたようです。ちょうど今日は「アルカサル」の文庫版の一巻の発売日だったので、何やらめでたい気分です(と、さりげなく宣伝)。
20日には、水野英子先生と文月さんとのトークショーとサイン会。先月末にも打ち合わせに短期間帰省したので、この夏は東京と下関を行ったり来たりすることになりそうです。お近くの方も、遠くの方も、ぜひ見に行ってくださいね。大盤振る舞いですよ(笑)。

今は次のエロイカの新シリーズの構想中です。このシリーズからプリンセス本誌から「GOLD」に移ることにしました。B5判からA5判に画面は小さくなりますが、「アルカサル」を四本描いて慣れてきたから大丈夫だと思います。心機一転、Y山君と頑張って面白い作品を作りますね。