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日記

2011/03

2011年3月12日

東日本巨大地震

テレビ画面に映し出される壊滅的な光景の数々を、信じられない思いで見ているところです。
未曾有の大被害を被られた地方の方々には、何と言っていいのか分からないほどの衝撃です。
地震発生時には、私は自宅で本を読んでいましたが、横揺れが始まり、収まるどころか異様に長く続いて揺れが激しくなり、
家具が音を立て書棚から本がばさばさ落下するに至って、これはただ事ではないと、テーブルの下に潜り込んだのでした。
これほど激しい揺れは初めてでした。東京は震度5強だったんですね。本当に怖かったです。
それから電話も携帯もメールも繋がらなくなって、余震に怯えながら呆然とテレビニュースを見ていました。
下関にはこちらから電話ができましたが、向こうから東京・横浜方面へは繋がらなかったようです。
夜遅くになって、やっと横浜の姉と電話が通じて、東京在住の甥や姪が無事だと分かって少し安心。
彼らの中には、東京駅から小金井まで自転車で帰宅した猛者や、ガード下で過ごす帰宅難民もいました。
今朝になって友人から無事帰宅したとのメール。運よく昨日は定期健診に行った最新設備の病院で一晩過ごしたとのこと。
横須賀のアシさんや、宝塚の吉正氏からも大丈夫ですか?メール。やはり通信手段が途切れるのが一番不安ですね。
盛岡在住のとりのなん子さんは大丈夫でしょうか?
まだ時々余震が続くので油断ができません。原発も危険な状態になっているようです。
これ以上被害が広がらないようにと、祈るような気持ちで、テレビ報道を見るしかないのが辛いです。

2011年3月7日

春の雪


今朝はずい分冷えるなあと思ったら、まあ、びっくり。窓の外は雪景色でした。
写真はベランダの向かいの雑木ジャングルの一部です。写ってはいませんが、この時はまだ雪がどんどん降っていました。
さすがに鳥達はいませんが、でもパンくずを撒いたら、ちゃんと現れましたね。ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ(笑)。
昨日は啓蟄だったのに、虫も時機を計りかねているのかな?早く出てきて鳥の餌になってあげてね。
これから仕事場へ行って前半部分の仕上げをして、今日で一旦アシさん達は引き上げます。
前半では、マークス教授が久々に熱弁をふるって(ボーナム君が熟睡しそうな事を)沢山語りますけど、
分かり易く描こうと務めたので、どうぞ読んでくださいねっ。と今から言っておこう。
日記を書いている間にも雪は溶け始めています。淡い春の雪でした。でも、まだ油断はできませんね。

2011年3月1日

のどかで困った話

激動の2月が怒涛のように去ってしまい、早くも3月になりましたね。
世界が動揺するような大事件はまだ続いていますが、これは狭いベランダの卑小な出来事です。
自宅の南側には、雑木が小規模なジャングルを作っていて、ある寒い日に痩せこけたスズメの姿がありました。
可哀想にと、お米を少しベランダに出しておいたら、いつの間にか消えていたので、また少しづつ出すようにしていたのが、ああ大失敗。
気がつけば、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラのペアが入れ替わりで飛来して、スズメなどどこにもいません。
あつかましくもお礼にフンをして逃げるので、フン害に憤慨(あまりにもおやじギャグ)。
細菌だらけの野鳥のフンは、マスク・手袋で掃除せねばなりません。自分が撒いた餌とはいえ怒髪天。
でも、ヒヨドリのペアがベランダのフェンス越しに、こっちを覗くのを見ると(すぐ逃げるくせに)、つい仏心が。
啓蟄の春になったら止めようと思いますが、昨日の寒さには虫も引っ込むかも。早く本格的な春になって欲しいものです。
と言いつつ、仕事場では前号に引き続き、まだ寒波のヨーロッパを描いている最中です(笑)。