肌寒い小雨模様の中を、横浜伊勢佐木町のサイン会場まで来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
この有隣堂書店にはその昔、LALAのサイン会で来たことがありました。確か「Z」の頃だったと記憶しています。
お店の前の石畳や業務用の古いエレベーターに見覚えがあって、当時のことが懐かしく思い出されました。
あの頃の編集関係者はすでに現場を去って久しいですが、私は30年後の今も描き続けていて、読者の方々もずっと読み続けて下さっている。
それを思うと、年月を超えた確かなつながりの強さに、改めて深い感銘を受けたサイン会だったのでした。
遠くは北海道から、そして陸前高田、仙台から来てくださった方々、つい涙ぐんでしまうようなご対面もあって感無量でした。
今や重厚感漂うひらめさん。いつもありがとうございます。ESSの皆さんに感謝しています。
ご夫婦連れや親子連れの年季の入った方々に混じって、今回は若い方が多かったのも印象的でした。
中には、ティリアンに憧れて海上自衛隊に4年間いたという元気な女性がいて、こちらが圧倒されたり(笑)、
神戸に私と同姓の方がいてびっくりしたり(ご先祖が共通なのかも?)、サインする合間にお話しするのが楽しくて、
あっという間に時間が過ぎたような感覚でした。
沢山のお手紙とプレゼント、ありがたく頂戴いたします。会場にお花を送って下さった愛媛の方、お心遣いに感謝感激です。
横浜にお住まいの、同じGOLD誌の作家の滝口琳々さんご姉妹も来て下さって嬉しかったです。またお話しましょうね。
サイン会のあとは、会場整理券に書かれたコメントと、ゲストブックの書き込みを拝読して、感慨に浸っているところです。
描き続けられることと、読み続けてもらえること。自分は本当にしあわせ者だと、しみじみ感じています。
皆様と共に、これからも頑張って楽しい作品を描き続けたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
会場でも読者の方に足の怪我を気遣っていただき恐縮です。ご心配をかけてすみませんでした。
まだ痛みと腫れは少し残りますが、横浜までちゃんと電車で行けました。(先週は下関まで新幹線で往復してきました)。
5月中は、仕事とリハビリ通院に明け暮れて、日記を書く余裕がまったくないありさまでしたが、これからは大丈夫かなと。
二度と怪我をしないように、気をつけねばと思います。今さらながら重傷だったんですね。自業自得で(泣)。
サイン会終了後の記念写真です。沢山のお花をありがとうございました。
手前に妄想マダムさんの労作を飾らせていただきました。後生大事にいたします。