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2011年12月14日

エロイカより愛をこめて35周年&サイトリニューアル1周年企画

「エロイカより愛をこめて」が開始されてから、
この12月で35周年を迎えます。
さらに、この「青池保子公式サイト LAND HAUS」もリニューアル1周年。

それを記念して、
「エロイカ」最新作が掲載される
GOLD新年特大号の発売日
12月16日(金)昼12時より、
期間限定(2か月間)でこのサイト上で特別企画を行います。

青池先生からのとっておきのプレゼントも!
期待してお待ちください!!

2011年11月25日

プリンセスGOLD2012年1月号

12月16日(金)発売 特別定価690円(税込)
表紙&巻頭カラー60P
「エロイカより愛をこめて」番外編

「聖ヨハネの帰還」完結後、4か月ぶりの登場です!

重要任務を遂行すべくイタリアに向かう少佐。
一方伯爵にも謎の招待状が…?

「エロイカ」35周年を飾るにふさわしい、
大型番外編です。
お楽しみに!

さらに表紙イラスト図書カード100名様プレゼントも!
青池先生入魂の表紙イラストの仕掛けは、
全エロイカファン要注目です!!


2011年10月5日

キンモクセイ


自宅マンションの南側にあるミニ・ジャングルには、野生化したキンモクセイが群生しています。
ずっと昔、地面にヒイラギのような葉っぱが生えているなあ、と思っていたのが、その後成長して2~3メートルの高さに。
最近になって咲いたオレンジ色の小花と芳香に、これはキンモクセイの木だったのか、と分かったのでした。
南側のベランダの真正面に、横並びにぼうぼうと延び放題。三階まで到達する香りは、そこはかと匂う程度。
それでも香りを味わいたいので、多少寒くても一日中窓を開けて仕事をしています。ささやかな幸せ。
仕事場への道筋でもキンモクセイがあちこちに。よく剪定された木は、さすがに花も多くて香りも強い。
でも、うちのが一番愛しく思えます。

読者の方々のお悔やみの書き込みに、心から感謝しております。
皆様のお心遣いに、姉もきっと喜んでいることと思います。本当にありがとうございました。
抱腹絶倒のネームを考えていても、ふと、心が向こうに行ってしまうので、気を引き締めて仕事しています。
今回の番外編は、伯爵ラブの二大おやじが密かに計画するパーティーの話。それを阻止する天敵少佐との攻防やらなんやらのドタバタ騒動。に、なるように頑張ります。前シリーズの迷惑老人の次は、脂っぽいおやじ。若いZも出るので、許してやって下さいね(笑)。

2011年9月24日

秋彼岸

台風15号が去った後、すっきりとさわやかな秋の季節がやってきましたね。
先日、台風が東京を直撃していた頃に私は、下関の抜けるような秋空のもとで、ひとりの姉を見送りました。
八年間の闘病と、二ヶ月の自宅での緩和ケアを経て、両親の許へ旅立ってしまいました。まだ67歳でした。
いくつになっても、会うたびに笑い声の絶えない6人姉妹のひとりが、急に去ってしまった寂しさは、時間を追うごとに募っていくことでしょう。お正月にまた会えると思っていたのに…。まだ信じられない気持ちです。
今はただ、長く苦しい病気からやっと解放されて、永遠の安らぎを得てよかったね、と思うしかありません。
彼女はとても明るく愉快な人だったので、私も早く浮上して、これから明るい漫画を描くために頑張ります。
こんな時こそ、思いきり楽しい番外編にするつもりです。
久しぶりの日記が、悲しいことだけでは寂しすぎますね。
明るいニュースとして、このサイトでも35周年記念の特別プランを考えていますので、どうぞお楽しみに。
サイト管理者のK谷氏と「Z完全本」を作り終えたS藤君に、乞うご期待です。よろしくお願いします。

2011年8月28日

「Z」完全版、制作中です。

ゲストブックに沢山の書き込みをありがとうございます。一つ一つ拝読するたびに元気をもらっています。
トルコのアンタルヤからの書き込みには驚きました。彼の地に伯爵が行った事を教えてあげたいものですね。
いろいろなご感想、本当にうれしいです。これからも楽しみにお待ちしていますので、どうぞよろしくお願いします。
先週東京に戻り、早速、編集さんとの打ち合わせと「Z」完全版用のインタビューがありました。
担当のS藤君は、国会図書館まで行って全資料を揃えましたと、おたく精神を爆裂(笑)させているし、
私もダンボール箱を発掘調査して、「Z」関連の小さな予告カットからグッズ用の原稿まで全部提出したので、
完全版と銘打つにふさわしい豪華本を作っていただけそう、と期待しているところです。
その回ごとのカラーページも、描き下ろしカレンダーも再現収録されますので、リアルタイムで読んでいた読者の方々には
往時の懐かしさを、ご存じない方には私が一番元気だった頃の様子を、伝えられればうれしいです。
それにしても、あの頃はよう頑張ったもんだと我ながらため息。若い時期って、ほんとに貴重ですねえ…。
この企画のついでに、次の番外編もZ君を出そうというリクエストもあり、さあ、どうしましょう。
一月号は表紙と巻頭カラーでページ数も多いので、早めの進行で来週にはもう打ち合わせ。ううむ。
最終回で出番がなかったA君(ごめんね)もちゃんと出しますよ。番外編もまた大人数の話になりそう(汗)。