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2011年7月18日

あなたは何者…?

発注してから10日後に、新しいパソコンが自宅に届きました。
今日は新機からの書き初めなわけですが、なにやら狐につままれた気分で書いています。
というのも、セットアップしたところ、キーボードが不調で全角半角キーでの切り替えができず、いちいちIMEで入力切り替え
したり、@マークを押すと違う記号が入力されたりで、どう見ても普通じゃないので困惑していたのです。
ネット上で調べると、これはどうやらキーボードが英語レイアウトになっている場合の症状らしい。
ガジェットとやらで、テキサス州の時刻と天気なんかが勝手に出てくるし、こやつはやはりアメリカ人だったか。 
とにかく日本語キーボードに修正しないと困るので、マイクロ○フトのサポートサイトに記載されていた
手順に従って、自動と手動でキーボードドライバーの更新を試みたのですが、
エラーが出たりして、結局症状は改善されないまま、私の頭が煮えまくっただけで終わったのでした。
デ○のサポートは三連休だし、仕方がないのでFAXを送って休み明けの返答を待つことにしたのが今朝のこと。
夜になってちょっと電源入れて触ってみたら、…あれ?もしかして、直ってる…?うそだろ~!?
あれほど苦労したのに、なんでケロッと普通に入力できるのだ?機械が自分で修正したのなら怖すぎるぞっ。
メーカーはネット上から覗けるらしいし、機械もどんどん賢くなっているのは分かるけど、こんな事ってありですか?
詳しい人がいたら教えてください。新パソコンよ、お前は何者?って感じでいます。

2011年7月11日

和田慎二さんにお別れを

7月5日に和田慎二さんが急逝されました。享年61歳。
一昨日のお通夜と昨日の告別式に参列してきました。ご遺族、ご親族と、出版社の関係者と漫画家仲間だけのご葬儀でしたが、生前の和田さんのお人柄を偲ばせるような暖かい雰囲気でした。
ご遺族のお話では、連載のネーム作成中にちょっとベッドに入って一眠り、そのまま逝ってしまわれたようです。
大きな製図版の上にラフな枠線を引いたネーム用紙が、ご遺族によって斎場に展示されていましたが、周囲に群がった
漫画家仲間たちは、口々に、和田さんはまだ自分の死に気がつかなくて、眠っているつもりだろうね、と言っていました。
同世代の漫画家として、一緒に頑張ってきた仲間が逝ってしまうのは、とても寂しいことです。
和田さんにしか描けない独特の世界を、まだ沢山描きたかっただろうと思うと、残念でなりません。
恰幅のいい容姿からヒゲ熊さん、本名から岩(ガン)さんと呼ばれて親しまれていた和田慎二さん。
天国でネームの続きを描いているかもしれません。ご冥福を心からお祈りいたします。

2011年7月3日

暑いですね。

今日は少し涼しいですが、まるで梅雨を忘れたかのような暑い日が続きますね。
さすがに仕事場ではアシさん3人いるので、28度設定のエアコンを入れて仕事をしていますが、自宅では、窓を開けて扇風機を使っています。元々汗っかきなので結構しんどい。夏の暑さに慣れておかなくてはと思いつつ、節電下での本格的な酷暑の始まりに、恐れおののく今日この頃です。
暑さと共に、自宅のデスクトップ機が壊れてしまいました。電源を入れてもオレンジ色のランプが点滅するだけで、まったく起動しなくなりました。使用して5年の微妙な時期。もうXPでは無理かな。
新機が来るまで、仕事場のノートと帰省用のミニパソコンが頼り。(これはミニパソで書いています)。
パソコンは消耗品だったんだ、と今更ながら思いましたです。
そんなこんなで最終回を描いています。お話をまとめるには力技を連発せねばなりません。印刷所も節電で締め切りが早まるし、今月いっぱいが勝負どころ。ああ、大変だあ。
ところで、「エロイカ」の38巻が8月に出ますが、最終回は入りませんので、雑誌掲載時に読んでおいてくださいね。あしからず、今からよろしくお願いしておきます。

2011年6月12日

プリンセスGOLD2011年7月号

6月16日(木)発売 定価650円(税込)
カラー45P
「エロイカより愛をこめて」
NO.22 聖ヨハネの帰還 Part.14
クライマックスに突入!
シリーズも残り2話。お見逃しなく!!

2011年5月13日

ペット馬なのか?

GW前からずうっと仕事場通いを続けていた間の、つい二、三日前の昼下がりのことです。
仕事場のすぐ手前の四つ角が見えてきた所で、たてがみと尻尾が白くてふさふさのポニーと、その子馬が若いおばさんに
連れられて、左から右へぽこぽこと目の前を横断して行くではありませんか。
あらあら、今回は可愛いポニーの親子ですかい。この住宅街でフツーに馬を見るのはこれで二度目。
実は数ヶ月前にも同じ場所で、栗毛の馬(サラブレッドではない)が若いおばさんに連れられて散歩していたのです。
すぐ仕事場に着いてアシさん達に話したところ、彼女らも、時期と場所はそれぞれだけど、この周辺でポニーの親子を
目撃したとのこと。(なぜか、競馬好きのアシさんだけがまだ見ていないらしい(笑)。)
広々とした馬事公苑から、わざわざここまで遠征してくる訳もないので、まだ広い農地があちこちに残るこの近辺には、
馬をペットに飼っている農家があるのかも、と勝手に推測しているところです。
都心から電車で10分、駅から5分の閑静な住宅街に、馬の散歩コースがあるなんて、かなり楽しい珍百景。
次はいつ出会えるのか、仕事場通いも楽しみに。この辺は、なかなか奥の深い面白い街です。

前担当のS藤君が「エロイカ35周年」の企画書を持ってきました。やる気満々で大張り切りですよ。
正式に決まりましたら(社長さんがOKしてくれたら)、お知らせしますのでお待ちくださいね。
連載の方は、今描いている分を入れてあと二回。やっと寒波から脱して暖かいキプロス島へ移動。
防寒具から軽装になっての活躍を、どうぞお楽しみに。