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2008年7月21日

下関より御礼申し上げます

昨日、下関市立美術館での「三人展」のトークショーとサイン会は、おかげさまで大盛況のうちに無事に終了いたしました。当日は、九州・山口地方はこの夏一番という酷暑。焼け付くような暑さにも関わらず、全国各地から大勢の方々に来ていただきまして、本当にありがとうございました。
この日の来館者数は1200人、トークショーには800人の方々がお集まりくださったとのこと。熱気に溢れた会場の雰囲気の中で、作品や故郷の下関について、大先輩の水野先生を中心に文月さんと三人で楽しくお話した後に、サイン会ではファンの方々との交流と、熱くて濃くて充実した一日でした。私の出番はこの日で終わりましたが、展覧会は8月3日まで続きます。ぜひ、この機会に生の原稿をご覧になってくださいね。これが終われば、無粋なダンボール箱の中に納まって眠ります。美術館で一枚ずつゆったり見てもらえるので、原稿たちもとても嬉しそうです。

2008年7月10日

下関で展覧会が始まりました

今日、下関市立美術館の「三人展」の開会式がありました。大変な盛況ぶりだったと、文月今日子さんから伺って、一安心しているところです。私のコーナーでは、カラー原稿を57枚と1色コマ割り原稿を11枚展示しています。この機会に、生の少佐や伯爵、ドン・ペドロたちを見ていただければ嬉しいです。館内の売店で単行本も販売していて、姉たちも(サクラのように)買ってくれたようです。ちょうど今日は「アルカサル」の文庫版の一巻の発売日だったので、何やらめでたい気分です(と、さりげなく宣伝)。
20日には、水野英子先生と文月さんとのトークショーとサイン会。先月末にも打ち合わせに短期間帰省したので、この夏は東京と下関を行ったり来たりすることになりそうです。お近くの方も、遠くの方も、ぜひ見に行ってくださいね。大盤振る舞いですよ(笑)。

今は次のエロイカの新シリーズの構想中です。このシリーズからプリンセス本誌から「GOLD」に移ることにしました。B5判からA5判に画面は小さくなりますが、「アルカサル」を四本描いて慣れてきたから大丈夫だと思います。心機一転、Y山君と頑張って面白い作品を作りますね。

2008年6月14日

長い間のご無沙汰でした

ずっと日記を書く余裕もなく「アルカサル」の外伝の80ページに、約二ヵ月半の間掛かりっきりでした。ご無沙汰が続いてどうもすみませんでした。これからはもう少し書くように頑張ります。
さて、ドン・ペドロ王の物語は、昨年完結した「アルカサル」本編と外伝のコンスタンシア編までが、史実を基にした歴史的叙述として私が果たすべき義務でありました。そして歴史から解放された今回の外伝は、めでたくも王様も騎士達も元気いっぱいに活躍する痛快娯楽時代劇。「エロイカ」のような冒険活劇を中世の時代を舞台にしたという趣です。コンスタンシア編は女性だらけの「女祭り」でしたが、今回は女性は通行人か尼さんが数コマ出る程度の、「男騒ぎ」(笑)の全編です。生き生きとした登場人物たちを描くのは、手間が掛かっても嬉しくて楽しかったです。理屈抜きに楽しい作品にしたかったので、固い事は言わずに面白く読んでもらえたら嬉しいです。中身は見てのお楽しみで、今月の16日の発売日をお待ちくださいませね。
史実通りに死んでいただいて、歴史叙述の義務から解放されて、今やっとマイ・ペドロ、マイ・ロペス、マイ…になったんだなという感じです。

2008年5月29日

秋田書店「プリンセスGOLD」7+8月号

2008年6月16日(月)発売 定価600円
アルカサルー王城ー・外伝「地の果て(フィニステーレ)への道」
表紙&巻頭カラー80ページ掲載

2008年5月29日

雑誌「ROCKS」中井美穂×青池保子対談

「アスリートと漫画家の共通点」
雑誌「ROCKS」2008年6月10日(火)発売 定価1200円(シブヤパブリッシング)
タレントの中井美穂さんとの対談です。

http://www.shibuyabooks.net/