ギリシアにあるNATOのアメリカ空軍基地の将校が、大量のDU弾をクロアチア系マフィアに横流ししているという情報が入った。少佐は、このDU弾を発見して処理すべく、ギリシアに向かう。その頃メテオラでは、「エロイカ大王」と称する賊が、世界遺産を爆破するという脅迫事件が勃発。少佐は事件の解決を、観光局とユネスコから依頼される。
No.20ビザンチン迷路Part.1
10年以上前に自殺したはずの元KGBのテロ工作員“大鴉”が、トルコで目撃されたとの情報が入った。“大鴉”は、以前大量の爆薬をKGBから持ち出していた。少佐は、秘密裡にテロ工作を進めている“大鴉”を捕らえ、その計画を阻止せよという命を受け、トルコへと旅出つ。そこでビザンチン美術に魅かれて来た伯爵に出会うが・・・。
発売元 | 秋田書店 |
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発行日 | 2003年3月13日 |
定価(税込) | 420円 |
ISBNコード | 978-4-253-07477-3 |